必読!受章マニュアル

叙勲・褒章

叙勲・褒章拝受につきましては、国家最大の栄典にもかかわらず、情報が少なく、また殆どの方が初めてのご経験となることから「何から手を付けて良いやら…」というご意見をよく耳にいたします。

そこで当協会では専業者としての30有余年の経験から、簡単ではございますが、主な時期ごとの準備事例をご紹介させていただきました。
この度の慶事のご参考にしていただければ幸甚に存じます。


受章準備項目一覧

公式発表後
必要度 準備する項目 ひとことアドバイス
宿泊先 伝達式会場に近く、衣装、美容や写真室の設備の整ったホテルをお選び下さい。
衣装 貸衣装をご利用になると荷物が少なく、身軽です。
着付け 目安時間、約1時間。
ヘア・メイク 目安時間、約1時間30分。
記念写真 地元で伝達式がお済みの方は、拝謁の前に撮影しておくと着崩れもなく、お帰りも楽です。
手荷物 「宿泊日」「フロント気付」「宿泊者」 を明記し、宅急便で前日に届けておきましょう。
交通機関の予約 新幹線の場合、乗車1ヶ月前から指定予約ができます。
お茶菓子のご準備 不意の来客にそなえ、日持ちのするお茶菓子などを準備しましょう。
記録一覧のご準備 お祝い品の種類や金額別に記録しておくと返礼の際、大変役立ちます。
業者の選定 歴史があり、通年営業で、自社常設展示場を持っている業者なら安心でしょう。
ご挨拶状の発注 投函までに、校正、印刷、宛名書と「約10日~2週間」はかかります。
ぜひ上京するまでにご準備ください。
佩用金具のご準備 勲章・褒章を衣装に着用するためのもので、黒糸や安全ピンの代用品です。
各小綬章、双光章、単光章と褒章の方に使用します。
叙勲額褒章額のご準備 国璽の押印、内閣総理大臣、賞勲局長の副署押印のある「勲記」「褒章の記」はいかなる理由でも決して再発行されません。
伝達式・拝謁式
必要度 準備する項目 ひとことアドバイス
印鑑のご準備 受領の際に必要な場合がございます。
紙袋・風呂敷のご準備 「勲記・勲章」「褒章の記・褒章」を持ち帰るときに必要な場合があります。
カメラのご準備 皇居内は持ち込めませんが、伝達式会場などでお使いいただけます。
宮中記念写真 40名ほどの集合写真になりますので、全紙版、半切版など少し大きめのサイズを申し込みましょう。
帰郷後
必要度 準備する項目 ひとことアドバイス
額への収納 賞状の汚れ、破損、巻き癖や折れを防ぐため、額縁に収納し、保管してください。
ご挨拶状の発送 帰郷後まず、伝達式、拝謁の報告をかね、ご挨拶状での返礼が必要となります。
できれば切手は郵便局でお祝い用をご準備ください。
記念品の選定 このたびの記念品は一生の記念です。必ず現物をご覧になり、ご家族でご相談のうえお決めください。
額立の準備 暫くは来訪者が見やすいよう、床の間やサイドボードの上に飾ると良いでしょう。

受章準備項目一覧 ダウンロード

左のボタンをクリックすると上記項目にチェック欄がついた「受章準備項目一覧」をダウンロード出来ます。(PDFファイル、A4サイズ1枚です。) 受章準備の進捗管理に大変便利ですので、是非ご利用ください。


受章お祝い記録一覧

叙勲・褒章受章お祝い返礼品

この度のお祝いの特徴として、口伝えで受章を知られるケースが多く、だいたい公式発表後2ヶ月間は五月雨式にお祝いに来られます。「お祝いお返し」は特に急いでする必要はありませんので、品物のご注文はある程度まとまった時点でされることをお勧め致します。

そこで、下記の「受章記録一覧」をご利用頂き、お祝いを下さった方の記録をされると、返礼の際に大変役立ちます。

受章お祝い記録一覧表

受章記録一覧 ダウンロード

左のボタンをクリックすると上記の「受章記録一覧」をダウンロード出来ます。
(PDFファイル、A4サイズ1枚です。)数枚コピーして、お祝い品の種類や金額別に記録しておかれると返礼の際に大変便利ですのでご利用ください。

「伝達式・拝謁当日の服装」のご参考に

伝達式・拝謁当日の服装例


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